2019年3月15日から公開されて話題を呼んでいる【キャプテンマーベル】。その話題のひとつに猫のグースがいます。主人公キャロルよりも注目が集まっているかも…。
今回、猫好き目線でグースについてまとめてみました。
Contents
猫のグースがポスターに?
【キャプテンマーベル】のポスターはご存知のとおりだと思います。実はこのポスターにすでに猫のグースが映っていたんですね。

言われてみれば猫の後ろ足と尻尾ですよね。これ最初に気づいた人、すごいです!
私は見逃してました(苦笑)ポスターを作ったときから猫のグースちゃんが何かのカギになることを示唆されていたということですね。
実際、グースちゃんだけのポスターもありますからね。

可愛いですね~(=^・^=)
猫のグースの正体はタコみたいな宇宙生物?
映画の中で、かなり衝撃的なシーンがあります。猫のグースちゃんの口からタコみたいな触覚(?)がドバーっと出てきて、いろんなものを飲み込んでしまうんです。
こんな感じ…(原作コミック参照)

いやぁ、可愛い猫ちゃんだと思いきや…。
本編でスクラル人がものすごくグースちゃんを怖がるんですよ。グースちゃんの正体を知っていたからなんですね。これは怖いですよ(汗)
で、この宇宙生物の名前ですが、映画で聞こえたのが「クラーケン」だったんですが、いろいろ調べてみたら正式な名前は「フラーケン」でした。
https://www.vox.com/culture/2019/3/11/18256171/captain-marvel-cat-goose-explained-flerken-chewie
Goose the cat is actually an alien species called a Flerken
このサイトに「Flerken」という見出しがありました。
うん、耳コピだけではダメですね(笑)
猫のグースは誰に飼われていた?
原作コミックでこの猫ちゃんは、主人公キャロルのペットで名前を「チューイ」といいました。「チューイ」はあの【スターウォーズ】に出てくる「チューバッカ」の愛称ですね。
それが、本作では「グース」という名前になって出てきます。
映画【キャプテンマーベル】で猫のグースを飼っていたのは、作品のカギとなる人物で、キャロルの上司だったウェンディ・ローソン博士です。のちに彼女がクリー人の科学者マー・ベルであると分かります。
「グース」という名前は、映画【トップガン】からきているようです。ローソン博士がアメリカ空軍に所属していたので、そこから付けたのかもしれませんね。
その後、フューリーとキャロルがペガサス計画の施設に行ったときグースに出会い(グースがフューリーになついて)、フューリーが連れて帰ります。フューリーは猫好きだったんですね~(=^・^=)
猫のグースの種類は何?
ネットのいろんな考察記事ではアメリカンショートヘアではないかと言われています。
私が見たところ、アメリカンショートヘアのレッドタビー(茶色)にも見えるのですが、柄の出方がちょっと違うようにも思えます。普通の茶トラの猫ちゃんかもしれませんね。
茶トラとアメショーはよく間違えられますからね(笑)

猫のグースは何匹いた?
実際に撮影に参加した猫ちゃんは4匹いたそうです。レジー、アーチー、リゾ、ゴンゾ、という名前で、それぞれ性格によって演じるシーンを分けていたようですね。
4匹の猫ちゃんを用意されたのですが、ほとんどがレジーちゃんによって演じられていたとのことですよ。レジーちゃんが一番穏やかで優しい子だったのかもしれませんね。
でも、主役のキャロルを演じたブリー・ラーソンは実際には猫がすっごく苦手だったそうです。アレルギーもあったと言われています。
猫のグースちゃんを抱っこしているシーンがあったのですが…。
猫のグースはほとんどがCGだった?
なんと、映画本編で演技をしている猫のグースちゃん、ほとんどがCGだったそうですよ。
100シーンほどある登場シーンの60~70%がCGだったとか。監督さんも気づかなかったくらい高性能な映像技術だったみたいですね。
前項でお話したキャロルがグースを抱っこしているシーンも、実はCGの猫ちゃんなんですって。猫アレルギーがあるブリー・ラーソンが抱っこできたのもそれで納得ですね(=^・^=)
まぁ、どれだけ穏やかでお利口な猫ちゃんでも、あれだけいろんなシーンを撮影するのは困難ですよね。きっとテイク数がたくさんあるでしょうし、“猫ちゃん待ち”なんてことにもなりかねないですからね。
実際の猫とCGの猫を比べた動画があったので、見比べてみてください。絶対に分からない…猫好きな私でさえ区別がつかなかったですよ。
猫のグースのせいでフューリーの目が失明した?
フューリーは【キャプテンアメリカ・ウィンターソルジャー】で「信頼していた誰かの裏切りにあって片目を失った」と話していました。
「信頼していた誰か」、これが猫のグースだったんですね。納得です。
猫ちゃんは信頼していても、こっちが愛情を注いでいても、気分屋さんですからね。なにか気に入らないことがあったのでしょう。
飼い主さんでさえも引っ掻いてしまったんですね~
そういえば、フューリーの眼帯下をよく見ると、3本の引っ掻き傷がありますね。これがグースちゃんの爪あとなんでしょうか。

ただ、引っ掻かれたシーンは本編であるのですが、実際にそれが原因で失明したのかは定かではありません。
猫のグースがキューブを吐いちゃった?
映画のラスト、エンドロールの後の後に流れるシーンです。
グースちゃんがフューリーのデスクの上で、まるで毛玉を吐くように飲み込んでいたキューブを吐いてしまいます。
で、本人(本猫)は立ち去っていくという…。ものすごく意味深なシーンで映画は終了します。
このキューブが後に【アベンジャーズ・インフィニティウォー】でサノスの手に渡ってしまうんですね。
キャプテンマーベルの力の元であるスペースストーンと、サノスの手に渡ってしまったキューブ(スペースストーン)。
これが自作【アベンジャーズ・エンドゲーム】のカギになることは間違いないですね。
まとめ
【キャプテンマーベル】に登場した猫のグースについてまとめました。
犬じゃなく、猫を起用したところが上手く作品の内容と合っていると感じました。猫ならではの仕草や習性をよく捉えられていると思います。
犬はキューブを吐かないですし、引っ掻くこともないですからね(笑)
【キャプテンマーベル】は間違いなく【アベンジャーズ・エンドゲーム】の伏線となっています。次の公開が楽しみです。
