【ドクターX】シーズン6が2019年10月17日からテレビ朝日系列で放送開始されています。
今回、ドラマの中で頻繁に出てくる麻酔科医・城之内博美が言うセリフについて紹介します。
城之内博美(内田有紀)のセリフについて
ドラマの中で、手術中や手術が終わったときに麻酔科医・城之内博美(内田有紀)が言うセリフ「バイタル、血圧110の70、脈拍75でサイナス」。
これがめちゃくちゃカッコよくて大好き、というファンは多いはずです。
かくいう私もその一人です。このセリフが出るとゾクゾクって震えます(笑)
血圧が上110で下70、脈拍が75っていう数字は私たちも健康診断や、今は家庭でも計ることができるので分かるのですが、「バイタル」と「サイナス」については知らない人も多いのではないでしょうか。ちょっと気になったので調べてみました。
城之内博美のセリフ「サイナス」「バイタル」の意味
「バイタル、血圧110の70、脈拍75でサイナス」
「バイタル」は「バイタルサイン(Vital Signs)」の略で、心拍数、呼吸数、血圧、体温の基本的な4項目を指す医療用語です。
この4つの項目は患者さんの生命に関する数値になりますね。
「サイナス」は「サイナスリズム(Sinus Rhythm)」の略です。
心臓の洞結節で発生した電気的興奮が心房や心室に正常に伝わり、これが一定のリズムで繰り返されている状態。つまり不整脈の無いことです。
(Yahoo!知恵袋より)
日本語で言うと「洞調律」となります。
ドラマで毎回「サイノス」って聞こえてしまいますが、これは「サイナス」が正しい用語ですね。
これらの数値を常に見ることが麻酔科医の大切な仕事になります。
「サイナス」「バイタル」はリアルな手術現場でも使うの?
では、実際の手術現場ではこれらの言葉は使われているのでしょうか。
私は医療関係者ではないので、本当のところは分かりませんが、ネットの情報を調べたところでは“使わない”というのが出ています。
血圧や脈拍については、執刀医の横にあるモニターで確認すれば済むことですし、脈拍に関しては刻一刻変化するので、言われた次の瞬間に変わっているそうですね。
「サイナス」についてはその言葉自体が「脈拍が正しい」「不整脈がない」という意味を持っているので、わざわざ言うのは変です。
麻酔科医は患者の変化を常に見ていて、良くないことが起こったときに迅速に対応する役目を担っています。
なので大丈夫なこと、見れば分かることは告げる必要がないということなのでしょう。
とはいえ、このセリフが大好きなファンにとっては、城之内先生の決め台詞として毎回聞きたいですよね。
「バイタル、血圧110の70、脈拍75でサイナス」は、大門未知子の「私、失敗しないので」に相当するセリフですからね。
【ドクターX・シーズン6】登場人物と相関図
- 大門未知子(42)(米倉涼子)・・・フリーランス外科医
- 城之内博美(39)(内田有紀)・・・フリーランス麻酔科医
- 神原 晶(71)(岸部一徳)・・・神原名医紹介所所長
- 蛭間重勝(67)(西田敏行)・・・東帝大学病院長
- ニコラス丹下(60)(市村正親)・・・東帝大学病院副院長
- 海老名 敬(55)(遠藤憲一)・・・元外科部長
- 加地秀樹(54)(勝村政信)・・・次世代超低侵襲外科治療担当部長
- 原 守(44)(鈴木浩介)・・・外科医
- 多古幸平(28)(戸塚純貴)・・・若手外科医
- 鮫島 有(42)(武田真治)・・・事務長
- 浜地真理(54)(清水ミチコ)・・・次世代がんゲノム・腫瘍内科部長
- 潮 一摩(45)(ユースケ・サンタマリア)・・・次世代インテリジェンス手術担当外科部長
- 村崎公彦(35)(藤森慎吾)・・・外科医
- 伊倉瑠璃(26)(河北麻友子)・・・帰国子女秘書
- 大間正子(24)(今田美桜)・・・看護師
- 飯野加菜(23)(川瀬莉子)・・・看護師
まとめ
『ドクターX』の城之内先生が言うセリフ「サイナス」「バイタル」について紹介しました。
「バイタル、血圧110の70、脈拍75でサイナス」という言葉は実際の手術現場では使われないとのことですが、ドラマを盛り上げるセリフとして、ぜひ今後も使ってほしいなと思います。
城之内ファンのために、テレビ朝日の製作スタッフ様、よろしくお願いいたします。