コン・ユさんが大好きで【トッケビ】にめちゃくちゃ嵌りました。
日本でも放送されて大人気になっているドラマです。その【トッケビ】のあらすじとストーリーを第1話から順番に書いていきます。ドラマを思い浮かべながらお楽しみください。
トッケビあらすじ
キム・シン(コン・ユ)は高麗時代の英雄でした。誰もがキム・シンを慕い敬っていたのですが、それが王であるワン・ヨに疎まれてしまいます。そのため、あらぬ疑いをかけられて殺されてしまいます。
しかし、キム・シンは神の力によって“トッケビ”となり、不滅の命を授かります。トッケビはその花嫁となるものによってしか命を終えることができない宿命なのです。
そして900年後、トッケビはチ・ウンタク(キム・ゴウン)と出会います。彼女こそトッケビの命を終わらせることができる花嫁だったのです。
でも、キム・シンはなかなかウンタクが花嫁だと信じることができずにいます。
あることがきっかけでキム・シンはウンタクと一緒に住むことになります。
また、自分の名前を忘れた死神(イ・ドンウク)もユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)の企みで同じ家に同居します。
実はウンタクは母親の事故で亡くなっていなければいけない存在でした。死神はウンタクを“処理”しなければいけません。
3人の奇妙な同居生活の中で、それぞれの想いが交錯して物語をどんどん深みへと連れて行ってくれます。
キム・シンとウンタクの恋。ウンタクのアルバイト先社長サニー(ユ・インナ)と死神の恋。
そこに現れた高麗時代の側近…。
トッケビは命を終えることができるのでしょうか。
【ネタバレ】トッケビ第1話「トッケビの花嫁」
トッケビの伝説
「戦場で幾千の地を浴びたその剣は主の胸を貫き、その血に染まった。
彼の胸から剣を抜けるのはトッケビの花嫁だけ。剣を抜けば無に帰し安らかになろう」
1968年、路上で野菜を売る老婆が通りがかりの女性にトッケビの伝説を語りますが、女性はそれを信じようとせず、立ち去ろうとします。
そのとき老婆は女性に言いました。
「生死をさまよう瞬間が来たら、一心に祈りなさい。どこかの情け深い神に届くかもしれない」と。
同じころ、パリのある街では、養父に虐げられて家を出ようとした少年をある紳士が助けますした。紳士の名前はキム・シン。少年の状況を言い当てる彼はいったい何者なのでしょう…。
彼は900年前の武将キム・シン。
“彼は 水であり火であり風であり光と闇である
だが昔は・・・人間だった
民は彼を“神”と呼んだ
鮮血を浴びて敵を斬り進むその姿はまさに“武神”だった”
朝鮮時代、キム・シンは人々から慕われていた将軍でした。
それが時の王ワン・ヨの側近パク・チュンホンによって謀反人と言われてしまいます。
「民の上に王、王の上に神 民は将軍を“神”と呼んでいます」
若き王は自分よりも人望があるキム・シンを妬んでいたのです。
そして側近の言葉を信じ、キム・シンの家族親族血族すべてを殺してしまいました。
自らの妃であるキム・ソンも、キム・シンの妹だという理由だけで矢を放つのでした。
ただキム・シンは、王に殺されることよりも自身の臣下の剣で死にたいと、家臣に剣を貫かせました。
舞台は1988年ソウルに
黒いコートに身を包んだ男性が横断歩道を渡っていると、車が猛スピードで走ってきて男性にぶつかってしまいました。
しかし、大破したのは車のほうです。
男性は「イノシシ。お前はイノシシをはねた」と言って消え去りました。
その車のトランクには死体が・・・
そこを通った女性がトランクの中にいるのは自分だと驚きます。
そう、男は“死神”だったのです。
死神は亡くなった人の“記憶を消すお茶”をふるまう儀式を行います。
儀式を終えた死神は通りを歩いているキム・シンを見つけます。
「トッケビ?」
「死神?」
2人の出会いです。
キム・シンはソウルの家に帰ってきました。
そこにいたのは朝鮮時代から仕えていた家臣の子孫とその孫ドクファ。
朝鮮時代の回想
キム・シンの胸を貫いた剣の前で泣き崩れる家臣と息子。
その目の前で奇跡が起きます。
人々の想いが神に伝わり、神はキム・シンを“トッケビ”としてよみがえらせたのです。
トッケビは不滅の生を生きなければいけません。胸に剣を刺したまま。
それが多くの血を流した罰であり、神からの褒美であると。
その剣を抜くことができるのはトッケビの花嫁だけです。
剣を抜けば無に帰し楽になる…。
蘇ったキム・シンは王宮に行き、自分を貶めたパク・チュンホンを殺します。
その後、家臣が亡くなり、キム・シンは小さな家臣とともに永久の生を生きていく決意をしました。
“トッケビの花嫁”の誕生
1988年ソウル―。
キム・シンがビルの屋上でビールを飲んでいると轢き逃げ事故が起こります。
被害に遭った女性は最初に老婆から話を聞いていた女性でした。
瀕死の状態で女性は祈りました。老婆から聞いたように一心に祈ります。
「お願い、助けて。神様がいるなら、どうか私を助けて…誰か…」
その声はキム・シンに届きました。キム・シンは女性のもとに行きます。
そこで、女性が身ごもっていて、助けてほしいのはその子供だと知ります。
キム・シンは子どものために女性を救いました。
そこに死神が現れますが、今日、死ぬはずだった女性と子供が消えています。
そして、女性は女の子を出産します。
“トッケビの花嫁”を…。
それから8年後―。
生まれた女の子はウンタクといいます。
ウンタクは不思議な子でした。普通の人に見えないモノが見えます。
ウンタクの誕生日。家にはケーキがありました。
ケーキの前にはコートを着た母の姿。
ケーキに火を点けようとしてウンタクは気づきます。目の前の母が死んでしまっていることを。ウンタクには幽霊が見えるのです。
幽霊が見えるウンタクは母に別れを告げます。そして母は消えてしまいました。
母は路上で野菜を売っている老婆のところにお別れを言いに来ました。
老婆は「あのとき助かったのが間違いだ」と言います。
でも母は「あなたのおかげで少し長く生きることができた。ありがとう」と言って去りました。
ウンタクが母の病院へ向かおうとしたとき、家に死神がきます。
死神はウンタクの母を探していました。
そしてウンタクが自分のことが見えることに気づき、あのとき死んだはずの子供だと知ります。
死神はウンタクを連れていこうとしますが、そこに老婆が現れます。
老婆は、「死神が連れていくためには名前が必要なはず。この子の名前があるか?」とウンタクを守ります。
仕方なく死神は去っていきます。「また会おう」と言い残して。
老婆はウンタクをこの場所から逃がします。死神から身を隠すように言い、最後に
「お前を授けたとき、幸せだった」と伝えました。
老婆は露店を出していた橋で少年ドクファとすれ違います。
そのまま10年後に―。
老婆だった人は赤いパンツスーツを着た美しい女性になり、成長したドクファとすれ違います。
“トッケビの花嫁”との出会い
ウンタクも成長して高校3年生になっています。
相変わらず霊が見えるようす。
ある雨の日、ウンタクはキム・シンとすれ違います。
まだお互いをしらない2人ですが、キム・シンは何か感じたようでした。
ウンタクは母の死後、老婆の言ったように男1人と女2人のところに住んでいます。
母の妹のようです。
そこでウンタクは家政婦よりも酷い扱いを受けて育ってきました。
妹の狙いはウンタクの母の保険金だけ。ウンタクは保険金を隠して過ごしてきたのです。
ウンタクの誕生日。ウンタクは独り海の近くでケーキに火を点け願います。
「叔母一家を何とかして。そしてどうか私を幸せにして」
ウンタクはバカみたいと思いながら火を吹き消すとトッケビにその祈りが通じたのです。
キム・シンはウンタクの目の前に現れて「君が呼んだのか?」と尋ねます。
ウンタクは「呼んでない」と言いますが、「あなたが見えるだけ」と伝えます。
前の雨の日にすれ違ったことを覚えていたのです。
ウンタクはキム・シンを「幽霊でしょ」と言います。
否定しないキム・シン。
ウンタクは、キム・シンが手に持っていた花束を誕生日だから欲しいといい、
それを受け取ります。
花束はソバの花。花言葉は“恋人”
キム・シンは願い事は何か尋ねます。ウンタクが500万ウォン欲しいというのですが
「叔母一家に別れの挨拶をしろ。鶏肉店のバイトを頑張れ」といって消えていきます。
家に戻ったキム・シン。そこには死神がいます。
なぜ死神がいるのかドクファに訊くと、「20年間留守にするからその間、人に貸したらお金が入ると思った」と。
「出て行け」というキム・シン。
「契約済」と張り合う死神。
「トッケビと張り合う気か?」というと
「死神との契約を破るなら彼の命をもらう」
これにはキム・シンも負けて
「自分の家だと思ってくつろいでくれ」と苦笑い。
しかし死神は「俺の家だ」と応戦状態。
2人の奇妙な同居生活が始まります。
変わってウンタク。
彼女はキム・シンの言った通り鶏肉店のバイトを探しますが、いっこうに見つかりません。
公園で嘆いているとき、ゴミ箱の中で火が…
慌てて消そうと息を吹きかけるとキム・シンが現れます。
「自分を呼んだ人間は初めてだ」
ウンタクはトッケビを呼ぶ方法を見つけました。火を吹き消すと現れるトッケビ。
おふざけで呼ばれたと、キム・シンが去ろうとしたとき、ウンタクが彼の腕を掴みます。
掴まれたキム・シンは驚きます。
トッケビの腕は熱く、長く掴んでいられないのです。
そしてウンタクはキム・シンの正体を言い当てます。
「おじさんトッケビでしょ?」
そして自分は「トッケビの花嫁」だと打ち明けます。
キム・シンの脳裏に昔助けた女性の姿が蘇ります。
キム・シンはウンタクに「トッケビの花嫁だと証明してみろ。何が見える?」と聞くのですが、ウンタクはキム・シンの思っている答えを告げません。
するとキム・シンはウンタクに「おまけで得た人生に感謝して過ごせ」と酷いことを言ってしまいます。
そして「現実を見て生きろ」と言い、立ち去ります。
追いかけるウンタク。
彼と同じドアを開けて外に出ると、
そこはカナダでした。
キム・シンは驚きます。同じ道を通れたウンタクを見て「どうやってきた?」と聞きますが、ウンタクは「扉を開けて出てきただけ」と言います。
ウンタクは彼と同じ場所に来たことで決心します。
「あなたと結婚する」
2人の運命が動き出します――。
※画像はドラマキャプチャをお借りしています。
【トッケビ】第1話の感想
【トッケビ】の第1話をほぼそのまま書き起こしました。書いているだけでそのシーンが浮かんできます。
キム・シンがどんな想いで家臣の剣を受けたのか。
妹を殺され、親族を皆殺しにされ、家臣たちも…。
その無念はいかほどだったのか…。
それでも、死ぬことができれば楽だったかもしれません。
しかし、キム・シンは死ぬことさえ許されないのです。永遠のときを生きていくこと。それが彼に与えられた罰です。
もうね、ホントに悲しすぎます。第1話を見てすでに泣きそうです。ウンタクがトッケビの花嫁で、剣を抜けば楽になれるのかもしれないですが、それはそれでまた悲しいです。
これから2人がどうなっていくか、続きも書いていくので楽しみにしてもらえると嬉しいです。
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