あらすじ

韓国ドラマトッケビ 「第2話やさしいウソ」 ストーリー内容のネタバレと感想

 

コン・ユさん大好きな管理人。【トッケビ】をもう一度見直して、そのあらすじとネタバレを書いていきます。今回は「第2話やさしいウソ」です。

トッケビあらすじ

キム・シン(コン・ユ)は高麗時代の英雄でした。誰もがキム・シンを慕い敬っていたのですが、それが王であるワン・ヨに疎まれてしまいます。そのため、あらぬ疑いをかけられて殺されてしまいます。
しかし、キム・シンは神の力によって“トッケビ”となり、不滅の命を授かります。トッケビはその花嫁となるものによってしか命を終えることができない宿命なのです。
そして900年後、トッケビはチ・ウンタク(キム・ゴウン)と出会います。彼女こそトッケビの命を終わらせることができる花嫁だったのです。
でも、キム・シンはなかなかウンタクが花嫁だと信じることができずにいます。
あることがきっかけでキム・シンはウンタクと一緒に住むことになります。
また、自分の名前を忘れた死神(イ・ドンウク)もユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)の企みで同じ家に同居します。
実はウンタクは母親の事故で亡くなっていなければいけない存在でした。死神はウンタクを“処理”しなければいけません。
3人の奇妙な同居生活の中で、それぞれの想いが交錯して物語をどんどん深みへと連れて行ってくれます。
キム・シンとウンタクの恋。ウンタクのアルバイト先社長サニー(ユ・インナ)と死神の恋。
そこに現れた高麗時代の側近…。
トッケビは命を終えることができるのでしょうか。

 

第1話「トッケビの花嫁」ネタバレはこちら

【ネタバレ】トッケビ第2話「やさしいウソ」

カナダ・ケベックで

キム・シンと同じ扉を通ってカナダのケベックにやってきたウンタクは、見たことのない街の風景にはしゃぎ回ります。
次々とお店をはしごし、とても幸せそうに笑うウンタクを見て、キム・シンは振り回されながらも少し優しい気持ちになるのでした。

妖精が出没するという公園を歩く2人。公園にはカエデの葉っぱがたくさん舞っています。
落ちてくるカエデの葉を掴もうとするウンタク。ウンタクよりも先に掴んだのはキム・シンでした。

それを掴んではいけないと言うウンタクにキム・シンはなぜかと尋ねます。
「落ちてきた葉を掴むと、一緒に歩いている人と結ばれるから」と、ウンタクはキム・シンからカエデの葉を奪い取りました。

キム・シンはアンティークで落ち着きのある立派なホテルに入っていき、ついてきたウンタクに「用があるからここにいろ」と告げます。心細くなったウンタクは一緒に行きたがりますが、キム・シンはウンタクを置いてホテルをあとにしました。

 

記憶を消すお茶

一方、韓国のカフェでは、死神が後輩から「処理漏れ」の案件について質問されていました。名簿に名前のないウンタクの案件は特殊で、死神にとって対応に困る厄介なものでした。

雑談に話が移った頃、慌てた様子の男がカフェに入ってきます。男を追いかけてきた女と口論が始まりました。
「ひき逃げしたわね!」と問い詰める女に対し、しらばくれる男。女が男のにおいを嗅ぎ「飲酒運転だわ!」とせまり、男は「いいがかりをつけるな!」と逆上します。小競り合いが始まった男女に近づいた死神は、2人の名前を読み上げ、2人の死亡の事実を確認するのでした。

場所を移し、向かい合って座る男女と死神。
死神は女に現世の記憶が消えるお茶を飲むように言います。女は躊躇しますが、死神は神の配慮だから飲むべきだと諭します。俺にはお茶をくれないのかと男が言うと、死神は「あなたは罪を忘れるな」と衝撃の事実を伝えます。

男はウンタクの母をひき逃げした犯人だったのです。お茶を飲めず、記憶を消せず、犯した罪を後悔しながら、苦しみを味わい続けていくことになる男。死神の言葉に満足したように、女はお茶を飲み干します。

恐ろしくなって謝る男に、死神は語ります。生前の記憶を持ったまま、地獄を生き続けるあるひとりの男のことを―。

 

永遠を生きる辛さ

カナダの海が見える丘の上に建てた幾つもの墓前に立つキム・シン。
キム・シンは、かつての家臣の子孫たちを何人も見送り、不滅の命が罰であることを痛感しながら生きています。自分に尽くしてくれた彼らの死を1つも忘れられません。

過去、自らの胸に刺さった剣を何度も抜こうとしましたが、それは許されませんでした。
もうキム・シンに安らかな日は訪れないのでしょうか…。

ホテルに残されたウンタクは、ケベックのガイドブックを手にしたり、アンティークなホテルの中を見て回り、やがて外へキム・シンを捜しに出かけました。
丘の上で青い海、広い空、自由を感じながら歩いていると、墓前にたたずむキム・シンを見つけます。

物思いにふける彼を、少し離れた場所で静かに見守るウンタク。
やがて夕暮れ時になったことに気づいたキム・シンは、いつの間にかそばにいたウンタクにも気づきます。

墓参りからの帰り道、キム・シンはホテルが建つ前からその場所に住んでいたことを話します。実は彼がホテルのオーナーだったのです。

すっかり空が暗くなったころ、キム・シンはウンタクに「遅刻だぞ」と告げます。韓国は午前10時。担任の先生に怒られるとしょげて、このままカナダで過ごしたがるウンタクでしたが、2人は韓国に戻ります。

ウンタクは、キム・シンとの別れ際、おじさんのおかげで海外旅行ができて、良い夢を見られたと感謝し、はしゃぎすぎたことを謝ります。そして学校へ走り出すウンタクを、キム・シンは優しく見送るのでした。

 

日常に戻った2人

学校に着いたウンタクは、職員室で担任に遅刻のことをきつく叱られていました。反抗的とみられ、ウンタクのつらい境遇にも理解を示さない担任でした。

下校時、雨の中のバス停でカナダ・ケベックから持ち帰ったガイドブックを開きます。そこにはカエデの葉が挟まっていました。

葉を大切そうに見つめるウンタク。イヤホンからはラジオのDJの声。
「一緒に同じものを見た記憶、肩を並べ歩いた記憶、誰を思い出しましたか?その人があなたの傘になってくれる人」。ウンタクは、キム・シンを思い出していました。

同じ扉を通って同じカナダに移動したウンタクに不思議を感じていたキム・シンは、ウンタクが特別なのか確かめるため、同居中の死神に自分の後から玄関のドアを通らせます。
ところが、キム・シンは草原に出ましたが、死神は普通に家の外に出ただけでした。死神にできないことをウンタクがやってのけたと、謎は深まったのでした。

そしてウンタクも同じようにドアを通り抜けたことを考えていました。
「この扉の向こうはカナダ」そう祈るようにつぶやいて公衆トイレのドアを開けたウンタク。しかし、扉の向こうは公衆トイレでした。

そこにいたのは、真っ赤な服を着た女性。ウンタクが立ち去ろうとすると、「家族で食べてね」と突拍子もなく突然ほうれん草を差し出しました。

不思議に思いながら叔母の家に帰ると、いきなり夕飯の準備を強要されます。冷蔵庫には何もなく、仕方なく女性にもらったほうれん草を使って巻き寿司を作り始めました。

そこに、いとこが「この子海外逃亡するつもりよ!」とケベックのガイドブックを振り回しながら部屋に入ってきました。
「母親の保険金で海外に逃げる気だろ!」と激怒する叔母からガイドブックを取り返し、外に飛び出したウンタクは持ち出した1本の巻き寿司を泣きながら食べるのでした。

一方、自分を呼び出せて同じ扉も通れるのに、胸の剣は見えていないウンタクのことが気になって仕方がないキム・シンは行動に出ました。

ウンタクの家の前に行ってみると、ウンタクが家の前の道をいったりきたりしています。
「こんな時間に呼び出すな」とキム・シンはウソをつきます。「呼んでない」というウンタクに、「私のことを考えただろう?」と半ば無理矢理な状況を作り出しますが、本当に考えてくれていたウンタクに嬉しさが隠し切れません。

ウンタクが家の前をウロウロしている事情は、12時を過ぎれば叔母たちが寝静まるから、それから家に入るというのです。
2人は一緒に時間をつぶすことに。

散歩をしながら時間を潰す2人の様子を、車の陰からウンタクの同級生が見ていました。
SNSで「援助交際している」と流す同級生。決定的証拠としてスマホで写真を撮ろうとしたとき、急に車のドアが開き、同級生は転んでしまいます。怒って車の中を見た彼女は、誰も車に乗っていないことに恐怖し、逃げていきました。

キム・シンがトッケビの力でウンタクを守ってくれたのです。

それから、鶏肉店のバイト先を探し続けるウンタクは、アルバイト募集中の張り紙を見て、ある店に入ります。
そこにいたのはセクシー系の美女サニー。社長を務めるサニーは、ウンタクに身寄りがないことを知るとすぐに採用しました。

バイト先が決まった嬉しさを伝えようと、ウンタクはマッチの火を吹き消し、キム・シンを呼び出します。
ところがキム・シンは食事中だった様子。ちょうどステーキを口に入れようとしていたところで呼び出されました。急に呼ばれたことに怒ったキム・シンは家に帰ってしまいます。

でもそれは、自分のカッコよくない姿をウンタクに見られたことを怒っただけ。それからは、いつ呼び出されてもいいように、常に身だしなみに気を使い始めるのでした。

死神とトッケビ

ある日ウンタクは、カナダで掴んだカエデの葉をラッピングし、バイトが決まったお礼にプレゼントしたいとキム・シンを呼び出そうとしました。

すると、そこに現れたのは子供の頃に出会った死神です。死神は10年の間、ずっとウンタクを捜していたのです。名簿に名前はないけれど19年間の証拠を集めると告げられます。

助けてほしいと願うウンタクのそばに、キム・シンが現れます。
キム・シンはウンタクの手を取り、トッケビの力で雷を起こし、「トッケビに嫁ぐものに手出しはさせない」と告げます。

その事実に死神は驚きますが、別の場所で出た死者を迎えるため、「また会おう」とウンタクに言葉をかけ、立ち去ります。

死神が去った後、ウンタクはキム・シンに「なぜトッケビではないと嘘をついたのか」と問います。キム・シンの答えは「二度と会わないと思ったから」。
そして「君は今までも、これからも、トッケビの花嫁ではない」と告げます。

ウンタクは「幽霊に話しかけられ、死神には生きるなと言われる私は何なのか」と泣きながら訴えますが、冷たく突き放すキム・シン。

「900年もの間、あるものが見える者を探しているが、君にはそれが見えない」と。

ショックを受けたウンタクは「おじさんの花嫁になんかなりたくない」「二度と呼び出さない」「ただこれがトッケビかと思っていただけ」と冷たい言葉を口にし、2人は別れます。

しかし2人は、それぞれが相手のことを想ってのウソだったのです。

トッケビについて図書館で絵本を調べるウンタクでしたが、キム・シンの言葉を思い出し、もう忘れようと絵本にカエデの葉を挟み棚に置いて帰ります。

ところがキム・シンは、ウンタクに呼び出されるのではないかとそわそわしています。
そんなキム・シンに死神が話しかけ、その会話の中で、ドクファは部屋を貸している相手が「死神」であることを知ります。

 

ウンタクに迫る危機

死神がウンタクの叔母の家を訪れますが、ウンタクはいませんでした。家出をして、バイト先の鶏肉店に泊まり込んでいたのです。

夜、ひとりで不安になったウンタクは、以前「トッケビの花嫁」と言った幽霊に会いに行きます。そこで、自分をお腹に宿していた母と自分を死の運命から助けたのがトッケビだったと知るのでした。

ウンタクの家出に激怒する叔母のもとに、借金取りがやってきます。
怖くなった叔母は、ウンタクの母の保険金で借金返済しようと思っていることを話てしまいます。

保険金のことを知った借金取りの男たちはウンタクを学校前で待ち伏せ、車で連れ去ってしまいました。

車は夜道、人気のない場所へ…。移動する車の中で恫喝されたり殴られるウンタク。

しかし、運転していた男がいきなり急ブレーキをかけます。

暗闇を照らしていた街頭が次々と壊れていって、本当に真っ暗闇になってしまいます。
車のヘッドライトだけが夜道を照らし、その明かりの向こうに現れた2つの人影。

キム・シンと死神でした――。

 

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※画像はドラマキャプチャをお借りしています。

第1話「トッケビの花嫁」ネタバレはこちら

 

【トッケビ】第2話の感想

第2話でキム・シンのウンタクに対する感情が少しずつ変わってくるのが可愛いです!
「トッケビの花嫁」と告げたウンタク。自分と同じように扉を通り抜けることができるウンタク。自分を呼びだせるウンタク。

でも、ただ一つだけウンタクが本当に「トッケビの花嫁」と思えないことがありました。

それでもキム・シンはウンタクのことが気になって仕方がないんですね。
いつ呼び出されてもいいように服装に気を遣ったり、持ち物に気を遣ったり…。
いろんな設定の自分を演出して、それを死神に見せるところが何とも微笑ましいです(笑)

トッケビと死神の関係も、シリアスなところだけでなく、コミカルなところがたくさんあって、このドラマ全体を和ませてくれています。

カッコよく登場したラストシーン。第3話が楽しみですね♪

 

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