あらすじ

トッケビ第10話「掛け軸の女性」あらすじネタバレ!サニーの前世は?

 

韓国ドラマ【トッケビ】第10話「掛け軸の女性」のあらすじです。ほぼストーリー内容そのままを書いています。

トッケビ第10話「掛け軸の女性」ネタバレ

戸惑う死神

死神が垣間見たのは、掛け軸の女性と同じ顔をしている前世のサニー。

激しく動揺する彼にサニーが尋ねます。
手を握られて焦り、連絡先もなかなか教えず、偽名を名乗るのは既婚者だからなのか、それとも諜報員なのか、と。
どちらも否定する死神は、「じゃあ、死神かしら?」と聞かれ言葉を失いました。

「既婚者でも諜報員でもないならいいわ」と店に戻っていくサニーの背中に「そういうあなたは、何者なんですか」と呟く死神でした。

店内に戻ったサニーをキム・シンは、私の知り合いと同姓同名だと質問攻めにします。死神との関係を聞かれたサニーは「指輪をやり取りした仲」と答え、指輪をくれた理由を死神に尋ねました。
その質問に対し、一度指輪を返してほしいと言う死神。

死神は考えます。
キム・シンの妹である掛け軸の女性と、サニーの前世が同じ顔だという事実。
サニーはキム・シンの妹の生まれ変わりなのか?

掛け軸の絵を見た瞬間も、サニーを見た瞬間も、涙が流れた。
涙した理由は?あの感情は何だ?2人の過去と、俺の消された記憶に何か関係が?

謎だらけで、答えは出ないままでした。

キム・シンがサニーを見つめていた理由を知る由もないウンタク。社長に気があるのではとやきもちを焼いて、ケンカを始めてしまいます。彼女の気持ちを察したキム・シンが優しく頭を撫でてくれて、ウンタクの機嫌は直るのでした。

部屋で掛け軸の妹の絵に話しかけるキム・シン。「元気にしているか?兄はやっと元気になれた」

翌日、カフェで待ち合わせた死神とサニー。
死神は指輪を預かる理由を“調査のため”と説明し、サニーに質問します。

その指輪を手に取った理由は?「私のものに思えて」
指輪をはめた時、何か感じたことは?「あったわ。“運命の人と出会った”」

必ずお返しします、と指輪を受け取る彼に、「何を調べるか知らないけど、調査が終わったらその結果を私にも教えて」と言ってサニーは店をあとにしました。

 

キム・シンの妹

キッチンでそれぞれの食事を準備するキム・シンと死神。
料理に集中できず失敗ばかりの死神に、キム・シンが尋ねます。「サニーの前世は見えたのか?」
死神は、個人情報だから口外は禁じられていると答えます。

キム・シンは言いました。「私の妹の名も、”キム・ソン”だ」
顔が違えば生まれ変わりかどうか、キム・シンにもわかりません。妹の生まれ変わりと再会したとしても、その人は前世の記憶を持っていないはずです。
「私はただ、現世では元気で幸せに暮らしているのか、誰かに愛されているのか知りたいだけだ。かわいい子だったよ、妹は」

死神に、お前がどう生きてどう死んだのか、話を聞きたいと言われたキム・シンは、ぽつりぽつりと話し始めます。

キッチンの壁の向こうで、ウンタクも話を耳にしていました。

 

キム・シンの誓い

王の死後、1人の王子ヨが生まれます。王子の母は身分が低く、間もなく病死しました。
王を継いだのは年の離れた兄で、幼い王子の味方は教育係のパク・チュホンだけ。

パクが王宮に来てから、妙なことが起こり始めます。王位継承者や他の王族たちが次々と死に、王である兄も亡くなりました。全員病死と記録されましたが、のちにヨは悟ります。皆、毒殺されたのだと。

死の間際、王はキム・シンに言いました。
「ヨが王座に就いたらそなたの妹を嫁がせ、ヨを守ってくれ。正しい道を歩ませ、過ちを犯したら戒めよ。何より、死なせてはならぬ」
王の遺言に、キム・シンは王命に従うと誓うのでした。

王と王位を継ぐ者を殺し、幼い王子を王にしたパク・チュホンはほくそ笑みます。
「王族でなければ王になれないと言うのなら、私の手で王を育てればよい。この世の者は王に服従し、その王は私の意のまま。そうして私は、天下を手に入れるのだ」

即位から10年後、成長したヨ王は先王の遺言により、キム・シンの妹ソンとの婚礼が決まりました。
先王からの信頼も厚かった武臣キム・シンは、パクにとっては目障りな人物であり、先王の遺言は都合の悪いものでした。
不機嫌なパクに遠慮しながらも、王は、歩き方の練習をする美しいソンを見て好意を持ちます。

ソンの輿入れの日は雪でした。駕籠に揺られる彼女が窓の外を見ると、そこにキム・シンがいました。
ソンは王が男前かどうかに関心があるようです。
「今日の私はきれいですか?」と聞くソンに「不器量だ」と返すシン。兄妹は軽口を言い合いながらもお互いを思いやります。
パクの意のままの王に嫁ぐ妹を心配する兄、武臣である兄の無事を祈る妹ー。

初めて言葉を交わしたヨ王とソンは、互いに恋に落ちました。

パク・チュホンの陰謀

しかしそれを快く思わないパクは、取るに足らぬ者の手を強く握らないようにと、王に進言します。
パクはさらに告げます。身分の低い母を持つ若い王がさらに身分の低い妻をもったと宰相が話していた、王室への侮辱罪で宰相を打ち首にし、王の威厳を示すべきだ、と。

ソン王妃はパクを呼び出し、宰相の処刑をやめさせようとします。しかし、パクは高圧的な態度で言いました。「王は私が育てた、私は父親も同然なのだ、ヨを王位につけたのは私だ」

一介の武臣の妹にすぎぬ身で私にとやかく言うな、死に場所とすべき辺境の戦場で戦に勝ち続けるお前の兄こそ、不遜ではないか、と。

キム・シンが反逆者であるとパクにそそのかされた王は、シンに王命を言い渡します。
怒りと憂いを込めて剣を授ける。可能な限り遠くへ行き戻ってくるな。戦場で華々しく死んだと知らせをよこせ。

王妃は王に、辺境のキム・シンを呼び戻し、パクとは距離を置くよう懇願しますが、王は激怒します。
「そなたの兄は勝算のない戦から生還し神と崇められている。何度も凱旋し、私の無能さをあざ笑っているのだ。私の民に神と崇められるなど、私への反逆だ」

「上将軍キム・シンを打ち首に処し、王の威厳をお示しください」勝ち誇ったように王に進言するパク。見事に王をあやつり、邪魔者の排除に状況を向かわせました。

戦場から戻ったキム・シンを待っていた妹は矢に射られ、血を流しながら倒れました。そして、先王の遺言を守り、家臣を守るため王に向かった彼も、途中で力尽きたのですー。

キム・シンの話を聞き終えた死神は、ヒスイの指輪を見せて、見覚えがないかと尋ねます。その時ウンタクが「出かける」と声を掛け、キム・シンも一緒に外出することになりました。

 

母が残してくれたもの

出かける先は坡州。図書館の幽霊ジョンヒョンが花を持って会いにきてと言った場所です。

彼女の遺骨に花を手向けたウンタクは、生前の写真に母ヨニも映っていることに気づきます。驚いたウンタクは、キム・シンに図書館への扉を開けてもらい、彼女に会いに行きます。

ジョンヒョンは言いました。「あなたのそばにいたのはヨニの娘だからよ」
そしてロッカーの暗証番号を伝え、ウンタクに開けさせます。
中には母の保険金が入った通帳がありました。叔母から守ってくれていたのです。

「あなたの成長を見守るのが楽しくて長居しちゃった。あなたのママに伝えるわ。あなたの娘はとてもいい子で、一生懸命勉強して、いい大学に入った、と。」
そう言って親友ヨニのもとに旅立つジョンヒョンに、ウンタクは涙を流して感謝を伝えました。

ウンタクは空に向かって母に話しかけます。
「ママがくれたものは大好きよ。おもちもパーティーも、マフラーもジョンヒョンも。全部好き」
キム・シンが隣で優しく見守っていました。

家に戻ったキム・シンは、ユ会長の秘書に通帳を渡して仕事を依頼します。
母の保険金を未成年のウンタクが受け取るには、後見人の叔母の同意がいるからです。
すぐに対処しますと席を立つ秘書。キム・シンは「立派に育ったな」と声を掛けます。
不遇な幼少期を過ごした自分が、キム・シンの支援で大学まで進学できたことをユ会長から聞いていた秘書は、「お心遣いに感謝しています」と丁寧に礼を言うのでした。

秘書は刑務所で服役中の叔母と面会します。
叔母は自分が保険金を受け取る正当性を必死で訴えますが、秘書は会話を録音していました。彼女が保険金をだまし取ろうとしていた証拠を手に入れた秘書は、ウンタクに保険金を全額渡すか、養育費を取るため裁判を起こすか、2択を迫ります。
怒った叔母は、裏社会に知人が大勢いると脅してきますが、「私の方が裏社会を知っている」と格の違いを見せた秘書の勝ちでした。

キム・シンからの依頼を適切に処理した秘書は、会長から頼まれて、ドクファについても手配をしていました。

インテリアショップで販売の仕事を始めることになったドクファ。会長の孫であることも承知の上、彼の指導を任された厳しいマネージャーのもとで、真面目に下積みから始めることになりました。

大みそかの別れ

死神が、サニーの前世のソン王妃のことを考えていると、サニーから電話がかかってきて、会うことになりました。

今日は12月31日。待ち合わせ場所に死神がやってきました。少し歩こうというサニーを遮って、会ってすぐだというのに、死神は「手を握ります」と宣言します。
サニーは言いました。「私もよ。手をつなぎたいし、ハグもしたいわ」

「でも私はまだあなたが何者か知らない、私の質問に答えてないでしょ、あなたは何者なの?なぜ私の本名が分かったの?」

死神は、答えられず黙ってしまいます。そんな彼を見て、サニーは言いました。

「分かった。じゃあ別れましょ。これ以上は無理。私が振られたことに。もう連絡しないで。偶然会っても無視して。ハッピーニューイヤー」

 

誕生日のファーストキス

0時が過ぎ、年が明けました。今日はウンタクの誕生日、20歳です。
大人になったウンタクは、キム・シンにお酒をごちそうしてとねだります。彼女の希望は、屋台で焼酎と砂肝をロマンティックに…。

ご機嫌に焼酎を飲むウンタクと楽し気なキム・シンに、チンピラたちがケンカを吹っかけてきます。そのチンピラは、以前キム・シンが手を骨折させたひったくりでした。

心配する店主をよそに、ウンタクは外で始まったケンカをつまみに、焼酎を次々とおかわりします。
元武臣の彼にチンピラたちがかなうはずもなく、圧倒的な力の差に、彼らは退散していきました。

戻ってきたキム・シンと乾杯しなおすウンタク。彼女は、もう一つあるとロマンティックが完璧になる、と初めてのキスを迫ります。ソバ畑でのキスはノーカウントです。

照れて焦ったキム・シンは時間を止めますが、トッケビの花嫁には術が効きません。周りの時が止まる中、キスをして、幸せいっぱいで見つめ合いました。

朝になり、ウンタクがお雑煮を作っていました。そこに現れたキム・シンと死神。
キム・シンとウンタクはラブラブカップルそのものです。

彼女は、借金取りに拉致された自分を助けに来た2人が霧の中から現れたのがカッコよかったと思い出します。長ネギの買い忘れに気づいて、2人が買いに行きました。

お雑煮を食べ始めると、死神がぽつりと言いました。「サニーさんと別れた」
正体を聞かれた、という彼に、ウンタクが死神だと印象が悪いから天使だと言ったら?とアドバイスします。

キム・シンが死神を焼き芋を買いに連れていき、そこにウンタクが連れてきていたサニーと引き合わせます。
2人の仲を取り持とうとしたのですが、結局失敗に終わりました。それどころかお金をほとんど持っていなかったために、焼き芋の代金は結局サニーが払ったのでした。

ますます落ち込む死神は、天使をイメージした白い服からいつもの黒い服に着替え、仕事に出かけていきました。

 

キム・シンはふと、カナダのレストランで見た未来のウンタクを思い出します。「代表」と誰かに声を掛けた彼女の胸元には、金色のペンダントがありました。
そしてカナダを初めて訪れた彼女が公園の出店で見ていたのがそのペンダント…。キム・シンの中で、過去と未来がつながりました。それを自分が買ってあげることになると気づいた彼は、カナダへの扉を開きます。

 

茶房で死者と向かい合う死神。「なぜ自分が振られたような気がするのか分かりません」と話します。
死者は医者でした。「人によって別れの傷がいえるスピードは違います。早く癒そうとせず、どうすれば癒えるかをお考えに」

現世の記憶を消すお茶を勧められた死者は、一生懸命勉強してやっと医者になったのに残念だと言いながら、「あなたが最後の患者です」とお茶を飲み干しました。死神は「貴重な時間をありがとうございました」と感謝するのでした。

愛する者たち

カナダでペンダントを買って帰ったキム・シンを、ユ・シヌ会長がうやうやしく囲碁に誘います。

一局始めた2人。初めはキム・シンが教えた囲碁も、今や会長の方が腕は上。そのことをキム・シンは嬉しく思っています。
次の手を打とうとした瞬間、会長の未来が見えてしまいました。

会長が帰った後、神の声を思い出すキム・シン。
”独り不滅の命を生き、愛する者たちの死を見届けよ。どの死も忘れることはない”

会長自身も、死期が近づいていることを知っていました。

静かに物思いにふけるキム・シンに死神が酒を勧めます。
キム・シンは死神に、じきにユ会長の名簿が届くと告げました。

死神は言います。「ドクファには知らせておけ、あの子が後悔しないように」

会長は死神のことも心配していました。
死神はサニーに連絡できていません。今度連絡するときは正体を明かさないといけないからです。

キム・シンは「死神と気づかないとは鈍い女だな」とサニーの悪口を言い始めました。”キム・ソン”は彼女に不釣り合いな名前、彼女のことは最初から良く思えなかった、と。

「彼女の前世について、黙っていたことがある」と切り出す死神。
サニーさんは、妹の生まれ変わりだ。彼女の前世の顔は掛け軸の女性と同じだった。俺が見たその女性は、王宮にいた。白い服を着て、位が高そうだった。胸に矢が刺さり、血を流しながら倒れた。

半信半疑のキム・シンに死神は続けます。

駕籠の窓を開けて誰かに向かって笑った。そして聞いた。
「今日の私はきれいですか?」
彼女の問いかけに答える声があった。
「不器量だ」

それは自分たち兄妹しか知らない記憶。
サニーが妹の生まれ変わりであると、認めざるを得ないキム・シンでしたー。

※画像はドラマキャプチャをお借りしています。

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トッケビ第10話「掛け軸」感想

サニーの前世が明らかになりました。そして、死神も…。
2人の関係が悲しくて、キム・シンが裏切ったのは王もきっと違うと分かっていたのだと思うと余計に悲しくて涙が出そうになります。

そう、悪いのはあいつです!

ウンタクちゃんも無事20歳になって、念願のファーストキス(笑)
いいですね~ こちらはラブラブな感じです。

しかし、このあと4人には辛くて悲しい出来事が待っていますね。
11話も楽しみながら書いていきます!

 

第1話「トッケビの花嫁」ネタバレ
第2話「やさしいウソ」ネタバレ
第3話「救出作戦」ネタバレ
第4話「胸に刺さる剣」ネタバレ
第5話「芽生え始めた恋心」ネタバレ
第6話「トッケビと死神の悩み」ネタバレ
第7話「初恋」ネタバレ
第8話「花嫁の証明」ネタバレ
第9話「行方不明」ネタバレ

 

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